選対で選挙区候補の一本化を加速 民主・維新

2015年12月29日 19:33

 民主党と維新の党は29日までの幹事長・選対委員長らによる選挙関係調整会議で、来年夏の参院選挙では候補者の一本化を図るほか、政策理念を共有する幅広い野党勢力の協力・結集を目指すことなどを確認した。

 会議には玄葉光一郎民主党選対委員長、枝野幸男民主党幹事長、今井雅人維新の党幹事長、松木謙公維新の党選対委員長が出席。

 玄葉氏は国政選挙で相互に協力し、与党勢力に対抗していくことを確認した。また来夏の参院選挙では、衆院との『ダブル選挙』も想定し、衆院選挙候補者の早期擁立に両党でともに取り組み、小選挙区候補者の1本化を目指すことも確認したとした。

 また「今後の会議の開催に関しては基本的に選対委員長間で協議し、必要に応じ、幹事長も交えて会議する機会を得ていく」方針とした。

 また、松木氏も「1対1の戦いに持ち込むのが何よりも大切」と候補者の1本化に向けた協議を衆議院の小選挙区でも積極的に進める考えを示した。(編集担当:森高龍二)