今年「世界を引っ張っていく1年になる」と総理

2016年01月04日 21:43

 安倍晋三総理は4日の記者会見で、議長国を務める今年5月の「伊勢志摩サミット」など、「日本外交が世界を引っ張っていく1年になる」とリーダーとしての役割を果たす決意を示した。

 安倍総理は「本年、日本は伊勢志摩サミットの議長国を務める。加えて、国連安保理の非常任理事国入りとなる。またアフリカでのTICAD開催、日中韓サミットの議長国就任など、日本外交が世界を引っ張っていく一年となる」と語った。

 安倍総理は「伊勢志摩サミットでは不透明さを増す世界経済、テロとの戦い、貧困や開発の問題、更にはアジア太平洋の情勢など、世界が直面する様々な課題について議論したい」とし「自由民主主義、法の支配、人権といった普遍的価値のチャンピオンであるG7、その議長として地域や世界の平和と繁栄のためにグローバルな視点に立って将来を見据え、最も適切な道筋を示すことで世界をリードしていきたい」とした。(編集担当:森高龍二)