維新と新党結党視野の対応に「一任を」岡田代表

2016年01月31日 08:15

 民主党の岡田克也代表は維新の党の松野頼久代表らも迎えての30日の党大会で、維新の党との新党結党視野の今後の対応について「維新の党の松野代表とわたしとの間で様々な議論を集約していきたい」とし「結果によっては党内手続きが必要な場合もあるかもしれない。その時には党の機関に図らせていただく。まずは代表の私に任せて頂きたい」と一任を求めた。

 岡田代表は「安倍政権、自公政権に代わる政治のかたまり(勢力)ができたと国民に思ってもらえるかどうかが最も大事なこと」と話の前提がそこにあることを強調した。

 また岡田代表は「1人を見捨てる国に1億人を幸せにできるはずはない。われわれは安倍政権に厳しく対峙していかなければならない」と野党第1党として、安倍政権に対峙する勢力としての役割をアピール。

 めざす社会には「多様な価値観や生き方が尊重される社会、誰一人排除されることなく助け合いながら生きる『共生』の社会、次世代のために責任を果たす社会をめざす」と強調した。「自由、共生、未来」をキーワードにあげた。そのうえで参院選に向け「正直で、実現可能な、分かり易いマニフェストを作成する」との考えを示した。(編集担当:森高龍二)