外務省は16日、安倍晋三総理が訪日中のハリー・B・ハリス米太平洋軍司令官の表敬を受けた際の概要を発表した。安倍総理は北朝鮮の人工衛星と称する弾道ミサイル発射時の緊密な協力に感謝したとしている。表敬は16日午後5時45分から15分間あった。
安倍総理はハリス司令官に「安保法制と日米新ガイドラインによる日米同盟の下で連携が一層円滑に行われた」と伝え「北朝鮮問題に対処する上で日米韓の安全保障協力を一層進めることが重要である旨述べた」としている。
これに対し、ハリス司令官は「今般の北朝鮮情勢をめぐり、平和安全法制及び新ガイドラインの策定により強化された日米同盟の下で両国の緊密な連携が行われたことを評価する」と応じ「日米韓協力の重要性について賛意が示された」という。
また東シナ海及び南シナ海情勢を始めとする地域情勢についても意見交換し、日米両国が緊密に協力することの重要性を共有したとしている。(編集担当:森高龍二)