防衛省統合幕僚監部は統合幕僚監部創設10周年に際し、ハリス米太平洋軍司令官を招き、防衛省で河野克俊統合幕僚長と会談。「新ガイドラインの実効性確保を加速させることで一致した」と18日、発表した。
会談では、河野統幕長とハリス司令官は「日米の相互運用性の更なる向上が日米同盟の抑止力、対処力強化にとって重要であることを確認した」としている。
また「北朝鮮情勢を含むアジア太平洋地域における日米に共通する安全保障上の課題に ついて意見交換を行った。1月に行われた平成27年度日米共同統合演習(指揮所演習)での教訓についても意見交換した」としている。
河野幕僚長は19日、タイでの多国間共同訓練コブラ・ゴールド16を視察し、訓練の現状を確認する。(編集担当:森高龍二)