伊勢志摩サミットにつなげる議論する 高市氏

2016年04月30日 08:49

 高市早苗総務大臣は29日に行われる「G7情報通信大臣会合」の前日の記者会見で、議長・大臣として、この会合にどのような成果を期待するかと記者団に聞かれ「各国間で政策に関する相互理解を深めるとともに連携を進めていきたい」とし「5月のG7伊勢志摩サミット、6月のデジタル経済に関するOECD閣僚級会合といった枠組みでの議論につなげていきたい」と語った。

 また高市大臣は「開催地となる香川・高松の観光資源も積極的にアピールさせていただきたい」と観光PRの機会にしたい考えも示した。

 G7情報通信大臣会合の議論では「自由なインターネット環境を確保し、これが創出するイノベーションと経済成長をいかに推進するか」をはじめ(1)安全で安心なインターネット環境を実現するために、サイバーセキュリティやプライバシー保護のために、どのように協力を進めていくか(2)世界的なデジタルディバイドの解消に向けて、どのような目標を設定して取り組むか(3)医療、防災、教育といった地球規模の課題解決に、ICTがどのように貢献すべきか、などについて「成果文書にとりまとめたい」とした。(編集担当:森高龍二)