甘利氏問題 病気深刻なら一度バッジ外し休養を

2016年05月12日 18:38

 民進党の山井和則国対委員長代理は記者会見でTPP担当大臣だった甘利明衆院議員が睡眠障害を理由に国会を欠席し続けていることについて「3カ月間も国会を休んで、選挙活動はやるというのは、国民の税金から歳費をもらっている国会議員としてあるまじき姿。病気が深刻なら一度議員バッジを外して休養するべき」と一端、議員辞職するべきではと言及した。

 これは甘利前大臣が支持者らに大量の手紙を郵送したなどと言われていることを受け「3カ月間も国会を休んで、選挙活動はやるというのは、国民の税金から歳費をもらっている国会議員としてあるまじき姿」と提起して、「病気が深刻なら一度議員バッジを外して休養を」と踏み込んだもの。

 山井国対委員長代理は「16日には予算委員会で補正予算の審議が行われる。この日の夕方ともいわれる衆院本会議にはぜひとも出席していただいて、さまざまな疑惑、TPP交渉についても、しっかりと国会・国民に説明責任を果たしていただきたい」と国会に出席し、URをめぐる建設会社からの金銭疑惑を含め、国民に政治家としての説明責任を果たすよう求めた。(編集担当:森高龍二)