アシックス<7936>は、30~50代の男女200人を対象にアンケート調査を実施した。その結果運動不足などで体に不調を感じる世代から、対策や意識についてさまざまな回答が得られた。
「体の不調を感じるのはどの部位ですか?」と聞くと、圧倒的1位は同票で「肩」(100%)と「腰」(100%)になった。回答者全員が「肩」と「腰」に不調を感じているという現実が見えました。3位は「首」(73%)、4位は「背中」(50%)という回答が得られていることから、働き盛りの中年世代は、特に首から腰にかけての上半身に悩みを抱えているようだ。
「あなたの体の不調の原因は何だと感じますか?」と尋ねたところ、1位の「疲労」(68%)と、2位の「運動不足」(64.5%)がほぼ同票を集めました。3位の「年齢」(50.5%)に関しても半数以上が回答していることもあり、中年世代は、1つの特定された原因ではなくさまざまな理由が重なって、体の不調を感じるということがわかる。
体の不調の原因と考えられる、運動不足などを理由にダイエットを行う人も多いだろう。そこで直近1年以内でダイエットをしたことのある30~50代の男女200人に、「ダイエットをするきっかけとなった出来事を教えてください」という調査を行った。
やはり、「体重が増えた」(77.5%)が1位という結果になったが、2位には「下腹部が出てきた」(59%)が入り、“中年太り”と言われる典型的な結果が現れたと言える。そのほかにも、中年太りの傾向である「胴回りに脂肪がついた」(37%)、「腰回りに脂肪がついた」(28.5%)が上位を占める結果となっている。
続いて、「あなたが最も効果が高そうと感じるダイエットの方法を教えてください」というアンケートを行うと、「食事制限」(38%)が圧倒的1位という結果になった。2位以下の「ウオーキング」(12.5%)や「筋トレ」(10%)と比べてみると3倍以上の票を得ています。
たとえ運動不足だと意識していても、まずは食生活から見直そうと意識する中年世代が多いという結果が見えました。また、「具体的にどんなダイエットを実践していますか?」というアンケートでも、同じく「食事制限」がダントツで1位という結果になっている。
体の不調を取り除くには、食生活を見直して食事を制限が一番だということなのであろう。(編集担当:久保田雄城)