野田佳彦前総理は今回の参院選挙の結果について「自民・公明の勝利でした。定数3の千葉県選挙区においても民進党は2人の公認候補を擁立したが、自民のワンツーフィニィッシュを許し、1人しか当選できなかった。安倍政権が信認されたという事実は真摯に受け止めなければなりません」と19日のブログに書き込んだ。
野田前総理は「民進党は自由・共生・未来への責任を結党の理念としているが、その立ち位置が鮮明でなかったようだ。今般の選挙ではアベノミクスの転換や立憲主義の堅持などを訴えたが、国民に十分浸透するに至らなかった」としている。
一方で、「国政選挙で自民党に4連敗。依然として厳しい状況下だが、17議席と惨敗した3年前の参院選と比べると、議席はほぼ倍増した。党の退潮に歯止めをかけ、党勢回復の兆しは出てきたように思う」とも書き込んでいる。(編集担当:森高龍二)