国会議員の歳費を2年間で540万円削減する法案が27日開かれた参議院本会議で賛成多数により可決された。
これは厳しい財政状況と東日本大震災への財源捻出などのため、国会議員の歳費と期末手当の削減を実施するもの。
具体的には今年5月1日から平成26年4月30日までの間、歳費と期末手当について、それぞれ12.88%を乗じて得た数字に相当する額を減額する措置をとる。
この法律案については235票の投票中、賛成231、反対4で可決された。年間270万円の削減が国民の目からみて、消費税増税法案などを求めるうえで、納得できる額なのかどうか。削減幅については評価する声と足りないとする声がある。(編集担当:森高龍二)