15日正午に黙とうを 官房長官呼びかけ

2016年08月14日 09:50

菅義偉官房長官は14日、終戦記念日を明日に控え「15日は戦没者を追悼し平和を祈念する日。今日の我が国の平和と繁栄の陰に、戦禍に倒れた戦没者の方々の尊い犠牲があったことを思い、恒久平和の確立への誓いを新たにしようとするもの。明日正午の式典に合わせて、黙とうを切望する」との官房長官談話を発表した。

 政府は15日、都内の日本武道館で天皇皇后両陛下ご臨席のもと、遺族代表らが参列し「全国戦没者追悼式」を行う。

 菅官房長官は、式典の意義にについて「今日の我が国の平和と繁栄の陰に、先の大戦において祖国を思い、家族を案じつつ、戦禍に倒れた戦没者の方々の尊い犠牲があったことに思いを致し、全国民が深く追悼の誠を捧げるとともに、恒久平和の確立への誓いを新たにしようとするもの」としている。

 そのうえで「明日正午には国民一人ひとりが、その家庭、職場等、それぞれの場所において、この式典に合わせ、戦没者をしのび、心から黙とうを捧げられるよう切望いたします」と黙とうを呼びかけている。(編集担当:森高龍二)