河川・橋梁、砂防など再点検を地方自治体に要請

2016年09月07日 20:42

 高市早苗総務大臣は台風接近で水害、土砂災害が相次いでいることを踏まえ、地域によって河川の形状、橋脚の老朽化の状況、強度の問題など、法面、治水・砂防対策の状況について市町村に再点検するよう近々、都道府県あてに要請する。

 高市大臣は「私としては12月中には各市町村で再点検をしていただきたい」と語った。高市大臣は、再点検の結果を取りまとめた上で「必要なら、年度内を目途に、各都道府県、市町村において『地域防災計画』を見直していただくということになる」とした。

 高市大臣は「昨今、非常に急な豪雨というのがあり、過去に想定していた水位を超えるのが非常に早くなってきている事情もある。一級河川は国で管理しているが、小さな、その他、小河川といわれるもの、県で管理していただいているものについても、県と市町村の連携を良くしていただくというような様々な課題があると思う」と災害を最小限にするため、適時的確な防災への取り組みが必要とした。(編集担当:森高龍二)