聯合ニュースは9日、韓国国防部当局者の話として「核実験物質や成功したかどうかについては分析中」と話したとしたうえで「マグニチュードは5.0、威力は10キロトンと推定される。『これまでの(北朝鮮の)核実験の中で最も大きな規模』とした」と報じた。
安倍晋三総理は「自然の地震波形でない地震波形を気象庁が探知した。核実験を強行した可能性がある。核実験を行ったのであれば断じて許容できない。強く抗議しなければならない」とした。
安倍総理は「韓国・米国と緊密に連携しなければならないと思っている。しっかり連携していく。日本は安保理理事国なので、核実験を強行したのであれば、ニューヨークにおいても、どう対応していくかについて連携を図っていかなければならないと思っている」と語った。ただ、今回も国民への情報伝達は韓国が先行しているよう。
佐藤正久元防衛大臣政務官(参院外交防衛委員長)は「核能力強化を標榜する金正恩=キム・ジョンウン=体制としては、国威発揚としては絶妙のタイミングだ」と核実験のタイミングについてツイッターに書き込み、事態の深刻さを示した。(編集担当:森高龍二)