高市早苗総務大臣は14日の記者会見で、今年度の国家公務員給与について、人事院勧告通りに実施することを決めたとしたうえで「閣議決定では『地方公務員の給与改定』につきまして、各地方公共団体において、地方公務員法の趣旨に沿って適切に対応するとともに、給与の適正化及び適正な定員管理の推進に取り組むよう要請することとしている」と語った。
特に、高市総務大臣は「国家公務員における『給与制度の総合的見直し』を踏まえて、地方公務員給与についても『地域民間給与のより的確な反映等』引き続き推進するよう要請することとしている」とした。
高市総務大臣は「14日付けで、総務省として各地方公共団体に対し、閣議決定の趣旨に沿って適切に対応するよう通知を発出する」とした。
また、記者団から靖国神社(A級戦犯合祀)への参拝について「秋の例大祭が17日から20日まで行われるが、どの時期に参拝するのか」と聞かれ「個人の予定であり、この場でのコメントは差し控える」とした。(編集担当:森高龍二)