安倍晋三総理は9日、都内で開かれた町村議会議長全国大会で祝辞を述べ、「未来への投資を実現する経済対策を講じるための補正予算が10月11日に成立した。地方に眠る可能性を更に開花させるためにも、一億総活躍の未来を見据え、子育て支援、介護の拡充を力強く進めていく」と語った。
また「地方創生については本格的な事業展開の段階を迎えている」とし「町村の皆様が守り育んでこられた、美しい自然、豊かな伝統や文化などを最大限に生かし、それぞれの地方が、自らのアイデアで、自らの未来を切り拓く、自治体による地方創生への挑戦を情報面、人材面、財政面から積極的に支援していく」と強調した。
安倍総理は「地方の活力なくして、日本の活力なし。地方の未来を切り拓いていくことなくして、日本の未来はないという考えだ」とし「地方の声に徹底して耳を傾けるという姿勢で、皆様からの意見をしっかりと受け止めながら、地方の努力を応援し、地方に住んでいる若い皆さんがこの地域で頑張っていこうという気持ちを持って、自分たちの未来を描いていくことができるよう、全力を尽くしていく」とアピールした。(編集担当:森高龍二)