しっかり答弁をしていただいてと法務相を激励?

2017年02月11日 09:17

 自民党の二階俊博幹事長は10日の役員会後の記者会見で、法務省の国会対応について「政府が緊張しつつ対応していく。当たり前のことで、そこがややうっかりすると流れが変わってくる。緊張感を持ってしっかりやってもらいたいと再々、アドバイスというかエールというか、送っているわけですから、必ずしっかり対応してくれるものと確信している」といささか期待とも受け取れる発言をした。

 また金田勝年法務大臣のテロ等準備罪に関する国会答弁などについて「これから十分注意して大臣自身も、役所の皆さんもバックアップ態勢をしっかりされて対応されると思うので、今のところは成り行きを見守っていきたいと思う。しっかりした答弁をしていただいて、国民の皆さんに分かりやすい、しかも理解をされる国会運営、これが大事」と語った。

 また二階幹事長は「きょうから総理不在での国会運営なので、自由民主党は党役職に関わらず、全員でもって総理の留守を、守っていく。そういう決意が必要と思いう」とした。

 また南スーダンの自衛隊活動を巡る防衛省や防衛大臣の対応について「国民の期待も注目も大変大きいので、その期待に応えてもっと厳重厳格に対応してもらいたい」と述べた。

 二階幹事長は「報告が長く遅れるということは、やはり多少気の弛みがあったのではないかという疑問を皆が感じている。今後、こういうことのないように十分注意されるだろうと思うが、われわれは政府に対してしっかり対応するように申し入れておきたい」とやや厳しい姿勢でこの問題には対応する必要があるとの認識をうかがわせた。(編集担当:森高龍二)