ロシアのプーチン大統領は韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との電話会談で、北朝鮮核問題で文大統領からロシアの建設的な役割に期待していると要請され「解決のために建設的な役割を果たす準備ができている」と答えたという。韓国大統領府の情報として韓国・聯合ニュースが報じた。
報道ではプーチン大統領から文大統領に電話があったといい「ロシアの大統領が韓国大統領に就任を祝う電話をかけるのは初めて」とのことも報じている。
両国首脳の電話会談は12日行われた。この会談後の尹永燦(ユン・ヨンチャン)国民疎通首席秘書官が記者会見し「両首脳は相互の訪問を要請し、7月初めにドイツである20カ国・地域(G20)首脳会合の際の会談を希望した」したとしたほか、文大統領がロシアに早期に特使を派遣する意向を伝えると、プーチン大統領が特使団に会うことを明言したと伝えている。
文大統領は米中日露に特使の派遣を予定しており、聯合ニュースによると「日本への特使には与党『共に民主党』の文喜相(ムン・ヒサン)国会議員が内定したもよう」と伝えている。(編集担当:森高龍二)