北のミサイル発射時「日本と情報共有」文報道官

2017年05月17日 05:30

 韓国国防部の文尚均(ムン・サンギュン)報道官は15日の記者会見で「韓米当局は、昨日北が発射した弾道ミサイルの発射高度と飛行距離など、北が発表した内容と同様の情報を共有していた」とするとともに、北朝鮮が公開した最大高度と飛行距離などの情報を日本から受け取ったのかとの記者団の問いに「日本と情報共有を行った。関連情報を受け取った」と述べた。韓国・聯合ニュースが伝えた。

 北朝鮮の朝鮮中央通信の報道では北朝鮮が14日朝発射した弾道ミサイル(地対地の中長距離戦略弾道ミサイル火星12)は「最高高度2111.5キロメートル、飛距離787キロメートル」。「大型核弾頭の搭載が可能な新型地対地の中長距離戦略弾道ミサイル『火星12』の発射実験が成功した」としている。

 文報道官は14日発射された北朝鮮のミサイルに大気圏再突入技術が適用されたかどうかについては「可能性は低いとみている」と答えたことも聯合ニュースは伝えている。(編集担当:森高龍二)