レゴランドが開業2ヶ月で最大6,100円の値下げチケットを導入

2017年06月02日 19:55

44.レゴランドが開業2ヶ月で最大6,100円の値下げチケットを導入

4月に名古屋にオープンした大型テーマパーク「レゴランド・ジャパン」が、開業2ヶ月で最大25%値下げのチケットを導入したことが分かった。

4月に名古屋にオープンした大型テーマパーク「レゴランド・ジャパン」が、開業2ヶ月で最大25%値下げのチケットを導入したことが分かった。

新たに導入されたのは「ファミリ-1DAYパスポート」。5月25日から販売が開始されており、年末の12月29日までの販売予定となっている。

「ファミリ-1DAYパスポート」は3人用と4人用が用意されている。3人分の1DAYパスポートは通常19,100円が、入場日の2~6日前までが15,600円、7日以上前が14,700円。4人分の1DAYパスポートは通常24,400円が、入場日の2~6日前までが19,600円、7日以上前が18,300円となっており、最大6,100円の割引となっている。

公式ウェブサイトもしくはセブンイレブン<セブン&アイHD・3382>での事前購入が必要となるが、これまでに比べて実質的に入場料金の大幅値下げとなっている。

オープン間もない「レゴランド・ジャパン」であるが、入場料金が割高、との指摘を受けていた。「レゴランド・ジャパン」の通常料金は大人6,900円、子供5,300円となっている。一方、東京ディズニーランド<オリエンタルランド・4661が運営>は大人7,400円、子供4,800円であり、子供料金は東京ディズニーより500円高くなっている。USJの大人7,600円、子供5,100円と比べても、子供料金が300円高くなっていた。今回の割引チケット導入により、「レゴランド・ジャパン」の東京ディズニー及びUSJに対するチケットの割高感は解消されることとなる。

ただし名古屋圏のレジャー施設として知られている長島スパーランドの大人5,000円、子供3,900円(いずれも入場料+乗り放題)と比べると、割引チケットにおいても、それほど割安感はない。

東京のディズニーランド、大阪のUSJに次ぎ、名古屋のレゴランドを目指しオープンした「レゴランド・ジャパン」であるが、開業2ヶ月での割引チケット導入はレジャー施設としては異例の事態と言える。

初年度の入場者数200万人を目指している「レゴランド・ジャパン」が、夏休みシーズン前の割引チケット導入を契機に入場者数を増やし、目標達成ができるかどうか、今後注目を浴びることになりそうだ。(編集担当:久保田雄城)