内閣一員として強く責任感じている 総務相

2017年07月19日 08:04

 高市早苗総務大臣は18日の記者会見で、内閣支持率が3割を切った状況についての受け止めを記者団に聞かれ「世論調査の結果が、引き続き、非常に厳しいものであったことについては内閣の一員として強く責任を感じている」と述べた。

 高市大臣は「国民の信頼があってこそ、政策を進めていくことができるわけで、第一に、誠実に、真面目に一つ一つ仕事をして、結果を出していくことが重要と思う」とした。

 そして、「第二に、主権者たる国民の疑問に対し、丁寧な説明に努めてまいることが必要」と加計学園への獣医学部新設に伴う疑義について、国民の疑念を払しょくするために、丁寧な説明が求められるとした。

 また、この日の会見では地方議員の厚生年金について「被用者負担分の(保険料の)半分が公費で賄われることになるので、そこをどう考えていくのか。また厚生年金の場合は労働時間などの要件がある。議員活動とは違った建て付けになっている」と議論すべき課題が多い点を指摘。そのうえで「各党各会派で様々な意見を集約しながら、まずは国会で御議論を頂けるとありがたい」と述べた。(編集担当:森高龍二)