米韓がF35Bなど朝鮮半島にローテで配備検討

2017年09月03日 17:15

 韓国・聯合ニュースは北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対抗するため、米韓両国が「米戦略兵器・ステルス戦闘機F22とF35Bを、朝鮮半島にローテーション配備することを積極的に検討している」と3日伝えた。

 それによると「近く具体的な内容を確定する計画」といい、米第7空軍司令部のある中部の京畿道・烏山(オサン)または西部の全羅北道・群山(クンサン)にある在韓米軍(空軍)基地にF22とF35Bを3カ月ごとに配備することが有力視される」としている。

 検討の背景について、聯合ニュースは「北朝鮮が中距離弾道ミサイル火星12と大陸間弾道ミサイル(ICBM)級火星14の発射実験に相次いで成功している上、ICBMに搭載できる核弾頭の小型化が迫っているとの懸念があるとみられる」と分析。また、韓国政府筋の話として「米国はF22とF35Bの巡回配備に前向きと説明した」としている。(編集担当:森高龍二)