総選挙は原発ゼロに王手かけるチャンス 元総理

2017年09月24日 06:23

 菅直人元総理が総選挙に出馬表明。23日までのブログで「安倍総理を退陣に追い込み、原発ゼロに王手をかけるため、総選挙に立候補する決意を固めた」と書き込んだ。

 東電福島第一原発事故以来、原発ゼロ社会を訴え、講演活動などを続けている菅元総理はブログで「福島原発事故から6年半たった現在、事故当時54基あった日本の原発のうち稼働しているのはわずかに5基だけ。この間、安倍政権は原発再稼働を進めようと躍起になってきたが、原発ゼロを望む6割以上の国民の広範な反対運動により原発の稼働は抑えられてきた。今回の総選挙で台湾や韓国のように『原発ゼロ』を望む国民が圧倒的であることを示し、原発ゼロに王手をかけるチャンス」としている。

 そして、党の方針は方針として、自身は「原発がなくても電力不足が起きないことが実証されている現在『原発は再稼働せず、順次廃炉にする』ことを自身の公約として選挙に臨む」と決意を書き込んでいる。(編集担当:森高龍二)