高市早苗総理は15日開幕の25回夏季デフリンピック競技大会東京2025開会式であいさつし、日常での手話の普及環境整備に努める考えを示した。
高市総理は大会に先立ち6月に日本では『手話に関する施策の推進に関する法律』が成立・施行されたと紹介のうえ「国民の間に広く手話に関する理解と関心を深めるよう国連総会で決議された『手話言語の国際デー』と同じ9月23日を『手話の日』と定めた」とした。
そのうえで「手話の習得支援や学校、職場、地域において手話を円滑に使用することができる環境の整備に取り組むことにしている。デフリンピックを契機として、日本全国において、より多くの人が手話や様々なコミュニケーションの形に触れる機会となると信じている」と語った。
高市総理は「障害の有無にかかわらず、お一人お一人が持てる力を存分に発揮し、自ら選んだ道で夢をかなえる。そのような社会の実現に向け、日本は、これからも着実にその歩みを進めていく。政府としても、誰もが活躍でき、喜びを共に分かち合う共生社会の実現に向けて誠心誠意取り組んでいく」と選手を激励した。(編集担当:森高龍二)













