リベラル勢力の結集図ろうと福島副党首呼びかけ

2017年09月29日 06:32

社民党の福島みずほ副党首は28日、民進党の動向を踏まえ「市民の力で民主主義をつくっていこう。民主主義を踏みにじる安倍政権を打倒するため、リベラル勢力の結集をはかろう」と呼びかけた。

 福島副党首は「今、日本の政治が本当に大事な時だ。安倍政権は来年、憲法9条を変える発議をしようとしている。希望の党も憲法改正が公約に入っている。(党首の)小池百合子氏は特定秘密保護法、戦争法(安保法制)に賛成した議員だ。共謀罪の廃止法案に賛成するのか。自民党に似た政党がでてきても政治は変わらない。リベラル勢力の結集こそ必要だ」と訴えた。

 また又市征治幹事長は「安倍首相は今度の総選挙で国民の信を得たら、『みそぎを果たした』と強弁し、憲法9条を死文化する『2020年改憲』に一気に突き進みかねません。『今なら勝てる』という安倍政権のおごり、権力の私物化を許してはなりません。平和と暮らしを壊してきた安倍政権の継続こそが『国難』です」と訴えた。(編集担当:森高龍二)