細野豪志環境大臣は16日の衆議院予算委員会で放射性廃棄物の中間貯蔵施設の設置について「心苦しい限りだが、双葉郡内の8町村に要請している」とし、福島県双葉郡内に建設したい意向を改めて語った。
細野環境大臣はそのうえで「大きな負担を求める以上、最終処分場は福島県外をめざす」とし「30年後にはコンパクトにして最終処分をめざす」と語った。
大口善徳議員(公明党)の質問に答えた。また、大口議員が最終処分場を県外に設置する方針を明確にするため、法制化をと求めたのに対し、細野環境大臣は「福島県外に設置する方針を次の内閣、次の政権に繋げていくために検討する」との考えを示した。(編集担当:福角忠夫)