福島第一原発事故原因の徹底的検証、福島第一原発事故が健康と生活に与えた影響の徹底的検証、万一事故が起こった場合の安全な避難方法の徹底的な検証がなされない限り、原発再稼働の議論は始められないという泉田路線を継承すると原発再稼働に対する姿勢を鮮明にしている新潟県の米山隆一知事は19日のブログで、改めて「一人一人の幸福を守るためには、まず一人一人の安全が確保されることが必須と思う」としたうえで「だから私は、3つの検証が終わらない現在、原発再稼働の議論は始められず、県民の皆さんの命と暮らしが守られない現状において原発の再稼働を認めることはできません」と発信した。
また、安保問題については「日本の防衛にとって必要な対策を行うのは当然として、不必要なリスクを取る安全保障に賛成できない」とした。
また、憲法改正には「一人一人の幸福を守るためには、なにより国家を治める法制度の上で、個人の自由と尊厳が尊重されなければならないと思う。だから私は、個人の自由と尊厳を不当に制限する憲法改正に反対します」と改憲には反対する姿勢を鮮明にしている。(編集担当:森高龍二)