草の根からの政治実行へ 立憲民主党声明

2017年10月25日 06:32

 野党第1党になった立憲民主党の枝野幸男代表は党声明を出した。声明では「上からの押し付けではない、草の根からの『まっとうな政治』を取り戻すことを訴えてきた。私たちの訴えに多くの国民の皆さんが共鳴し、一緒に新しい政治の流れを創り出して下さったことは、私たちにとって大きな喜びで、改めて責任の重さを痛感している」としている。

 また「立憲民主党にとってはここからが、国民の皆さんとともに歩みを始める新たなスタート」とし「立憲民主党を通じてお一人おひとりの声を、国会につなげていく」としている。また「国民の皆さんにお約束した草の根からの政治を実行に移し、支え合いの仕組みを創っていくために、強い決意と覚悟をもって国政に臨む」との決意を表明している。

 立憲民主党は55議席を獲得した。ただ比例東海ブロックでは重複していた小選挙区立候補者が小選挙区で当選したため、名簿の6人から当選の2人が削除され、5人が当選できる得票があったものの、5人目が名簿に無いことになり、4議席にとどまってしまった。この結果、立憲民主党にとっては自民党に1議席が流れてしまう皮肉な事態となった。(編集担当:森高龍二)