頭を下げてでも野党連携に努めたい 増子幹事長

2017年11月10日 06:07

民進党の増子輝彦幹事長は8日の記者会見で、立憲民主党の枝野幸男代表が「永田町の数合わせの論理に組みするつもりはない」と一貫して、数合わせのための連携はしないとの立ち位置を明確にしていることに「国会対策と政党としての姿の数合わせというのは少し違う」とし、国会対策での連携には積極的に働き掛けていきたいとの考えを示した。

 増子幹事長は「国会(対策)をばらばらでやるより、しっかり連携していくことが必要なのではないか。党それぞれのアイデンティティを大事にしながらどのような形で党勢拡大をしていくかということ。数合わせに走らない。これは大塚耕平代表もそのような考えと思う」と述べた。

 そのうえで増子幹事長は「われわれが頭を下げてでも、虚心坦懐な気持ちで皆さんと連携をしていくような下地をつくることが私の役割だと思っている。あまり心配しないでしっかりやっていきたい」と野党連携への考えを語った。(編集担当:森高龍二)