先の総選挙で自らの党から候補者を立てず、希望の党公認を得て戦うとした愚策で、党の衆院議員は希望の党、無所属、立憲民主党に分かれる結果になったが、民進党の参院議員や無所属で選挙を戦った議員らが、今回の結果を受け、27日の両院議員総会では希望の党への合流方針を撤回し、民進党として活動を継続することを確認した。地方組織も存続させていくことにした。
30日の両院議員総会では今回の責任を取り辞意を表明した前原誠司代表の辞任が了承される見通し。27日の両院議員総会でも前原代表の責任を追及する声が相次いだという。
30日の両院議員総会では代表選びに入る予定。前原代表は27日の両院議員総会で「再来年の統一地方選挙、参議院選挙を考えると、一強多弱をどうやって壊していくかという責務があると思っている」と述べ「責任をとるべき人間がすべてを決めるなという意見があると思うが、特別国会を前に、一定の方向性を決めたうえで、辞任し、新たな執行部の下でスタートを切って頂くことが大事だと思っている」と強調していた。(編集担当:森高龍二)