留学生枠20人含む140人、HPでも案内開始

2017年11月17日 06:32

 学校法人加計学園が運営する岡山理科大学は15日からHPに入学試験要綱をアップし、来春の獣医学部入学への受験案内を始めた。獣医学部獣医学科(6年制)募集定員は留学生枠20人を含む140人。推薦入試出願受付は今月22日から始まる。

 学園の加計孝太郎理事長は「教職員一同、教育・研究体制の充実に精進し、世界に通用する人材を育成する」としており、柳澤康信学長は「社会ニーズに対応できる国際的な視野をもった獣医師を養成する」とし「1~4年次までは獣医学教育モデル・コア・カリキュラムに沿って獣医学の多様な分野を幅広く学ぶ。5~6年次では3分野(ライフサイエンス、公共獣医事、医獣連携獣医)から一つ選択し、自分の将来の進路に合った専門分野を深く学ぶ」と紹介。

 そのうえで「このような教育体系は斉一(せいいつ)教育を基本としてきたこれまでの獣医学教育とは一線を画すもの」とも記している。

 柳澤学長は「先端ライフサイエンス研究に獣医学的な見地からアプローチし、革新的な創薬・医療機器開発に貢献できる人材、人獣共通感染症など新たなリスクに対応できる国際的に通用する人材を養成すること」を大きな特徴としていることをあげ「これを実現させるために、専任教員87名(教授33名、准教授20名、講師9名、助教25名)という日本では最大級規模の充実した教員組織を編制した」としている。(編集担当:森高龍二)