北朝鮮ミサイル基地に動き 日米韓が監視強化

2017年11月29日 06:10

 聯合ニュースが28日、電子版で「北朝鮮のミサイル基地で動きがあり、韓国、米国、日本が北朝鮮のミサイルに対する監視態勢を強化している」と報じた。電子版のアップは午前10時34分になっている。

 報道は「韓国政府筋」の情報とし「ミサイル発射前と同じ兆候が最近北で感知され、あらゆる可能性を考慮し、北に対するミサイル監視態勢を強化していると伝えた」としている。

 また、この兆候は「韓国軍だけでなく米国と日本もこうした兆候を捉え、関連情報を交換しながら3カ国が一斉に備えを固めているようだ」とした。

 一方で、こうした兆候に対して、動きが「ミサイルによる挑発を強行する兆候なのか、12月1日から始まる冬季訓練の準備なのかは、さらに見守る必要がある」との見方を政府筋が示しているとも伝えている。

 安倍晋三総理は28日の衆院予算委員会で北朝鮮の動きに「常に分析しながら対応しなければならないし、分析を行っている。どういう戦略をとっていけばよいのか、考えに考え抜いて行っていきたい」と答弁している。(編集担当:森高龍二)