年賀状の受付が15日スタートした。野田聖子総務大臣は15日の記者会見で「年賀はがきは15日から来年1月7日までに差し出す場合に限って『52円』に据え置かれるが、1月8日以降に年賀はがきを差し出す場合の料金は『62円』になるので、10円切手を貼り足すことが必要になる」と国民に呼び掛けた。
野田大臣は「利用者の皆様にまだ十分知られていないと思われる」と注意を促した。また「年賀状は国民生活に根付いた文化だ」とし「利用者に不便をかけないよう、日本郵便株式会社にはしっかりと取り組んでいただきたいと考えている」と述べた。
また、ネット通販の楽天、昨日ですけれども、自前の基地局を持つ携帯電話事業に参入すると発表したことへの受け止めについて記者団に聞かれ、野田大臣は「新規参入があるかないかということは、私たちの生活にとって、携帯電話サービスは欠くことのできない一部になっているので、公共電波を割り当てる以上は国民一人一人にとって、都市にあっても、過疎にあっても、同じサービスが受けられる。安価に皆さんに使っていただける、そういう不断の努力を続けていただかなければならないと思っている」と述べた。
そのうえで、引き続き「高い品質のサービス、使いやすい料金体系を求めていきたい」と述べた。(編集担当:森高龍二)