ホンダ、東京オートサロンで「NSX GT3」などのスポーツマシン出展

2017年12月25日 06:13

Honda_NSX_GT-3

ホンダが7月28日から受注を開始した、2シータースポーツ「NSX」をベースにしたGTモデル「NSX GT3」。FIA(国際自動車連盟)公認のGTレースに参加できる「グループGT3」の規格に適合させたマシンだ

 ホンダが、2018年1月12日から14日まで千葉県の幕張メッセにて開催される「東京オートサロン2018」への出展概要を発表した。

 ホンダブースでは、四輪車、二輪車、モータースポーツ競技車両を出展し、さまざまなカスタマイズの可能性を提案するとともに、モビリティの楽しさやモータースポーツの魅力を伝えていくとしている。

 四輪車は、東京モーターショーで先行公開した来年発表予定の「CR-V」や、来春マイナーモデルチェンジ予定の「JADE RS(ジェイド・アールエス)」をベースにしたコンセプトモデルをメインに展示する。

 加えて、しなやかで上質な乗り味を求めたコンプリートカーブランド「Modulo X(モデューロ・エックス)」シリーズとして12月14日に発表したばかりの「FREED Modulo X (フリード・モデューロ・エックス)」、12月21日に発表したスポーティな軽自動車「N-ONE RS(エヌワン・アールエス)」などの新型モデルを展示する予定だ。

 モータースポーツ競技車両も賑やかだ。第101回インディアナポリス500レースにおいて、佐藤琢磨選手(Andretti Autosport)が日本人初の優勝を遂げたマシン「Dallara DW12」や、7月に販売を開始した「NSX GT3」、FIMロードレース世界選手権MotoGPクラス参戦マシン「RC213V」など蒼々たるクルマが並ぶ。

 また、回帰初日の1月12日10時30分から会場内のホンダブースにおいて、2018年シリーズにおけるSUPER GTの体制発表を行なう。執行役員でブランド・コミュニケーション本部の森山克英氏、モータースポーツ部・部長の山本雅史が登壇し、2018年の方針などを発表する。(編集担当:吉田恒)