石破茂元防衛大臣が沖縄県宜野湾市普天間第二小学校への米軍ヘリ部品落下事故と飛行再開について直近のブログで「本土ではその後、大きな話題にもならずに推移しているように感じられ、大きな危惧を覚える」と日米地位協定の見直しを真剣に議論すべき憂慮すべき事態であるのに、意識が乏しいと苦言を呈した。
石破氏は「根幹にあるのは日米安保条約と一体である地位協定。これを正面から論じ、より良い形に変えていくことなくして日本国の真の独立はあり得ない。憲法論議の核心もまたここにあるはずなのだが」と意識の乏しさを問題視している。
石破氏は「国家の最大の目的は独立の堅持であって、目的と手段を取り違えるのは本末転倒の議論」とも書き込んだ。
また、小学校に批判が寄せられていることに「批判を封じることがあってはなりませんが、同校に対する批判の多くが匿名であることには、何とも言えないやるせなさを感じる」とし「無責任かつ思い遣りに欠ける日本人が増えて欲しくはありません」とけん制した。（編集担当：森高龍二）
