メルセデス、ミッドサイズSUV「GLC」に過激な「AMG 63 S 4MATIC+」追加

2018年01月13日 09:08

Mercedes AMG GLC 63 S

メルセデス・ベンツ「GLC」に新たに加わった「メルセデスAMG GLC 63 S 4MATIC+」、価格は1455.0万円

 メルセデス・ベンツ日本は、メルセデス・ベンツ「GLC」に「メルセデスAMG GLC 63 4MATIC+」「メルセデスAMG GLC 63 S 4MATIC+」と追加し、かつ「GLCクーペ」に、「メルセデスAMG GLC 63 4MATIC+ クーペ」「メルセデスAMG GLC 63 S 4MATIC+ クーペ」を追加し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じ注文受付を開始した。なお、納車は本年6月頃を予定しているという。

 「GLC」は、メルセデス・ベンツのベストセラーモデル「Cクラス」と同等の安全/快適装備を備えた同社ミッドサイズのSUVだ。SUVらしい高いアイポイントと同セグメントの他のモデルと比べて低い重心によるスポーティセダンのような乗り心地を合わせ持ったプレミアムSUVでもある。

 「メルセデスAMG GLC 63 4MATIC+」が搭載するエンジンは、V型8気筒直噴ツインターボエンジンであり、その出力&トルクは350kW(476ps)/650Nm(66.3kgf・m)を発揮する。

 一方の「メルセデスAMG GLC 63 S 4MATIC+」が搭載するエンジンは、V型8気筒直噴ツインターボエンジンであり、その出力&トルクは375kW(510ps)/700Nm(71.4kgf・m)を発揮し、0-100km/h加速3.8秒というセグメント最速の性能を実現する。

 このAMG専用開発のV8エンジンの強力なパワーは、4MATIC+、9速AMGスピードシフトMCTやダイナミックエンジンマウント、AMGスポーツサスペンション(AIR BODY CONTROL)、リミテッド・スリップ・デフといった最先端のAMGテクノロジーによって支えられている。とくに駆動トルクの可変配分を可能にする4MATIC+は、駆動配分を前後50:50~0:100でシームレスに自動配分し、抜群の操縦安定性を実現する。

 「GLCクーペ」は、クーペとしてのスタイリッシュなフォルムとSUVらしい存在感を備えながら、GLCと同等の走行性能、利便性を実現したメルセデスのプレミアムミドルサイズSUVクーペ。クーペスタイルでありながら後席は大人が十分に乗車でき、快適に過ごせる空間を確保し、最大1400リッターの広い荷室を備えている。

 「メルセデスAMG GLC 63 S 4MATIC+」の価格は1455.0万円。なお、「GLC 63 S 4MATIC+」の追加にともない特別限定車として「AMG GLC 63 S 4MATIC+ Edition 1」を発売する。この限定車は、AMG GTモデル以外で初採用となるパナメリカーナグリルを備えたボディに、スパルタンな力強さを与える、ナイトパッケージのブラックアクセント、21インチマットブラックアルミホイール、マットグレーサイドデカール。ラグジュアリーなブラックナッパレザー内装をレーシングスピリットで満たしたモデルで、価格は1512.0万円。ボディカラーはホワイトとブラックで、各15台の原点となる。同じく限定車はクーペにも同じ台数用意され、価格は1542.0万円。(編集担当:吉田恒)