トヨタ、BセグHV「アクア」マイチェン、歩行者検知自動ブレーキ新搭載

2018年04月05日 07:18

Toyota Aqua MC

アクアのマイナーチェンジで全車歩行者検知ブレーキを搭載。写真は同時に発表された特別仕様車S“Style Black”、197万9640円

 トヨタは、同社ハイブリッド車(HV)ラインアップのなかでいちばん小さな「AQUA(アクア)」を、4月3日にマイナーチェンジした。

 今回の一部改良の目玉は、搭載する衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」において、昼間の歩行者も検知対象に加えた「プリクラッシュセーフティ(レーザーレーダー+単眼カメラ)」を採用したことだ。

 この「Toyota Safety Sense」に加えて、駐車場などにおけるアクセルペダル踏み間違い時の衝突被害軽減に寄与する先進の安全機能「インテリジェントクリアランスソナー」を新規オプション設定したこともポイントである。

 マイチェンしたボディカラーのラインアップは、新規設定色ホワイトパールクリスタルシャイン(オプション)を含む全14色としている。外板色と異なるカラーパーツを組み合わせたFLEX TONEの4色についても色の組み合わせを一新するとともに設定を拡大、魅力あるカラーバリエーションとしている。

 加えて、マイナーチェンジにあわせて、Sグレードをベースにブラックを基調とした内装で、「Toyota Safety Sense」や「インテリジェントクリアランスソナー」などを特別装備した特別仕様車S“Style Black”を設定した。

 今回の一部改良により、「Toyota Safety Sense」と「インテリジェントクリアランスソナー」装着車および、特別仕様車S“Style Black”は、「セーフティ・サポートカーS(通称:サポカーS)」の「ワイド」に相当する。「ワイド」は自動ブレーキ(対歩行者)、ペダルの踏み間違い時加速抑制装置、車線逸脱警報、自動防眩型前照灯などの先進ライトを搭載したクルマに与えられる認定で、とくに高齢運転者に推奨されているクルマである。

 マイナーチェンジした新型アクアの価格は178万5240円から207万9000円。特別仕様車S“Style Black”は、197万9640円。(編集担当:吉田恒)