アウディ・ジャパンは、同社の2.0 TFSI quattro sportをベースとした限定モデル「Audi Q5 black edition」（写真）を250台限定で発売する
アウディ・ジャパンは、ミッドサイズSUVのAudi Q5に、ブラックスタイリングや大径20インチホイールなどの人気の高いオプションを特別装備した限定モデル「Audi Q5 black edition」を設定して発売を開始した。
Audi Q5 black edition は2.0 TFSI quattro sportをベースとした限定モデルで、エクステリアはブラックルーフレールほか、シングルフレームグリル、フロントリップスポイラー、エアインレット、ウインドウモールディング、サイドシル、リアディフューザーを含むブラックスタイリングパッケージを採用。さらにエクステリアミラーハウジングもブラック。また、特別装備の5アームローターデザイン20インチアルミホイールもグロスブラックに統一した特別感のある限定車だ。
前照灯にはカメラで前走車や対向車を検知し、刻々と変わる道路状況に合わせて配光を変えるマトリクスLEDヘッドライトを採用。加えて、フロントとリヤにLEDダイナミックターンインディケーターを装備した。
インテリアも黒を基調としたパーシャルレザーをはじめ、マルチカラーアンビエントライティング、さらに高精細液晶のメーターパネルには、地図をはじめさまざまな情報を表示できるバーチャルコックピットを採用した。
運転支援システムとして、アウディプレセンスベーシックやアダプティブクルーズコントロール、アウディアクティブレーンアシストなどを採用。加えて、後方から接近車両があることを知らせるアウディサイドアシストや、リヤバンパーに内蔵したレーダーセンサーで後方から接近する車両を検知し、追突の際の衝撃を低減するアウディプレセンスリヤを追加している。また、アウディ・ドライブセレクトによって減衰力の調整が可能な、ダンピングコントロールサスペンションを特別装備した。
Audi Q5 black editionのボディカラーはグレイシアホワイトメタリックとミトスブラックメタリックの2色の設定で、合計250台の限定モデルとなる。
また、同社の量販車種であるA4に、人気の高いS lineエクステリアやAudi Sport 19インチホイールのほか、内装にパッケージオプションの一部として提供されるパーシャルレザーシートを採用し、内外装備を大幅に追加した限定モデル、Audi A4 tuxedo style（タキシードスタイル）を設定した。この限定車は、tuxedo styleという名にふさわしい華やかさとフォーマル感を両立したアピアランスを持ったモデルで、ドライバーサイドにはシートメモリー機能を追加している。
Audi A4 tuxedo styleは、数々の魅力的な装備を追加しつつ、1.4 TFSIでは約130万円相当の追加を74万円、2.0 TFSIでは約140万円相当のところ87万円のアップに抑えた。セダンとアバント4車種で、それぞれ125台ずつの500台限定モデルとなる。
アウディ・ジャパンでは、この2機種に加えて、エントリーモデルのアウディA1と、最上級SUVのアウディQ7にも特別仕様の限定車を設定。秋に向けて、販売促進に力を入れ、販売店を強力にフォローする構えだ。（編集担当：吉田恒）
