メルセデスの中核モデルEクラス、エンジン換装を含むマイナーチェンジ

2018年08月26日 11:17

Mercedes E_Class

新たに最高出力367ps(270kW)、最大トルク500Nmとした3.0リッターに換装したセダン「E 450 4MATIC エクスクルーシブ」、価格1053.0万円

 メルセデス・ベンツ日本は、メルセデス・ベンツEクラスに、V6 エンジンの最高出力を向上させた「E 450 4MATIC」を導入し、一部モデルの装備内容、デザインを変更するマイナーチェンジを実施した。新型の発売は、8月22日から。

 メルセデス・ベンツEクラスは、世界で累計1200万台以上の販売台数を誇るメルセデス・ベンツの中核をなすモデル。1947年に発表されたW136/191型以来、常に時代に先駆けて革新的な技術を採り入れ、世界のプレミアムセダンのベンチマークとなるモデルとされてきた。

 2016年7月に発表した現行型Eクラスは、最先端テクノロジーを搭載し、安全性、快適性を高次元で両立した次世代のインテリジェントドライブを体現するモデルでもある。

 今回のマイナーチェンジの最大のニュースは、従来の「E 400 4MATIC」で採用されていた、M276型3.5リッター V6エンジンを3.0リッターに換装し、最高出力を+34ps(+25kW)、最大トルクを+20Nm向上させ、最高出力367ps(270kW)、最大トルク500Nmとしたこと。

 また、「E 200 アバンギャルド 」「E 200 4MATIC アバンギャルド」「E 220 d アバンギャルド」「E 250 アバンギャルド スポーツ」および「E 350 e アバンギャルド スポーツ」に、従来オプション設定だった本革シートを標準装備とした。これにより、Eクラスのセダン/ステーションワゴンの全モデルは全モデルで本革シートが標準装備となり、さらに上質な印象を高めた。

 新しいメルセデス・ベンツEクラスのラインアップは、セダン8グレードで701.0万円から1805.0万円。ステーションワゴン8グレードで738.0万円から1858.0万円。クーペ&カブリオレ7グレードで700.0万円から1141.0万円となった。

 なお、Eクラスには、新車購入から3年間、一般保証修理/定期メンテナンス(点検整備の作業工賃・交換部品)、24時間ツーリングサポート、地図データ更新が無償で提供される走行距離無制限の保証プログラム「メルセデス・ケア」が適用される。(編集担当:吉田恒)