自民総裁選 討論会は3回 安倍氏VS石破氏

2018年09月01日 09:47

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政権与党の総裁選挙だけに総理選挙にもなるが、討論会は3回、街頭演説会は8日(東京)、15日(京都・佐賀)、16日(三重・北海道)のみとなる

 9月7日告示、20日投開票で実施される自民党の総裁選挙。政権与党の総裁選挙だけに総理選挙にもなるが、討論会は3回、街頭演説会は8日(東京)、15日(京都・佐賀)、16日(三重・北海道)のみとなる。

 告示日当日の7日に所見発表演説会と共同記者会見を党本部で行い、8日に日本記者クラブ主催の討論会、9日に党青年局など主催の討論会とニコニコ動画主催の討論会、11~13日は安倍総裁が外遊のため、演説会は15日、16日に。19日には党員投票を締め切り、20日に投開票を迎える。

 総裁選挙には野田聖子総務大臣も意欲を示してきたが出馬条件を充たせず、断念することから、現職の安倍晋三総裁と自民党元幹事長の石破茂氏との一騎打ちになる。

 憲法改正に関して、安倍総裁は次期国会に党の案を提出するよう議論を促しおり、石破氏は他党と丁寧な議論を積み重ねることが重要だとして、スケジュールありきで進めるような事案でないことを強調している。

 また加計森友問題で大きく失墜している行政への信頼回復の取り組みの一環として、石破氏は「官邸主導の政策推進プロセスの透明化を図る」ため、首相秘書官ら官邸スタッフと外部との面会記録の保管義務化を図ることも示している。(編集担当:森高龍二)