食事時間が短いほどストレス疲労が多い。咀嚼回数との関連か?

2018年11月18日 11:12

画・食事時間が短いほどストレス疲労が多い。咀嚼回数との関連か?

ストレスオフ・アライアンスが「食習慣」について調査。3食とも「ごはん食中心」は、男性で27~29%、女性で22~23%。食事時間が短いほどストレス性疲労率が高い。咀嚼数との関連を指摘。

 食は健康の基礎である。人生100年時代と言われ、健康の維持に関心を持つ人も増えてきたように思う。食は毎日の作業であるから長期的に健康状態に大きく影響するであろう。多くの人々が食に関心を持つとき、それは食材等に含まれている栄養素に関することが多い。しかし、食には食べるという行為が伴い、そのあり方が運動として健康に何らかの影響を与えているかも知れない。

 一般社団法人ストレスオフ・アライアンスが興味深い調査を行った。ストレスオフ・アライアンスは全国の男女14万人を対象に「食習慣」と「ストレス疲労」との関連を調査している。この結果は「ストレスオフ白書」として取りまとめられ公表されるが、6日にその一部が公表された。

 まず食事の内容であるが、平日に「ごはん食」を摂る者の割合は男性が88.7%、女性が91.4%となっている。休日では、男性が86.9%、女性が89.5%となっており、平日・休日ともに男性より女性の方が高く、男女共に休日より平日の方が高くなっている。世代別に見ると、若い世代の方が3食とも「ごはん食」である割合が男女共に高くなっている。

 食事にかける時間については、平日の朝食を「10分以下」ですませる男女が5割を超えている。これは出勤のために時間がないからとも考えられるが、休日でも4割前後が「10分以下」となっている。

 ストレス性疲労を持つ者の「ごはん食」の頻度を見ると平日・休日、男女ともに「ごはん食ではない」割合が高くなっている。ストレス疲労を持つ者と持たない者に分けて「食事の時間」を比較してみたが、平日では明確な違いを見いだすことができない。一方、休日では男女共にストレス疲労を持つ者の方が「10分以下」の食事時間である者の割合が高くなっている。

 1日の食事回数を見ると、3回摂る男性の割合は平日で77.7%、休日で79.7%、女性では平日が82.6%、休日が82.1%と女性の方が高くなっている。「朝食」を食べていない割合を見ると、男性が17~18%で女性13~14%程度になっている。ストレス性疲労がある者では「朝食」を食べていない者の割合は高い。また、「夕食」を食べていない割合もストレス性疲労なしと比較し高い傾向にある。

 レポートでは食事回数や時間は咀嚼回数と相関しセロトニン分泌や自律神経の活性に影響しているのではないかとしている。(編集担当:久保田雄城)