立憲など5党会派が参院1人区30区で1本化

2019年05月30日 07:32

 安倍政権下での改憲阻止を図れるのか、自公与党・改憲補完勢力政党との対決でも注目される立憲・国民・共産・社会保障・社民の5党会派の参院選挙「1人区」での共闘のための候補の1本化。

 29日開かれた5党会派の党首らによる会談で、32ある1人区の候補1本化について「30選挙区」で1本化を図ることで合意した。すでに11選挙区で1本化できている。

 これまでに決まっている11区に加え、新たに合意したのは「青森、岩手、宮城、秋田、山梨、富山、石川、長野、岐阜、滋賀、奈良、鳥取・島根、岡山、山口、香川、高知・徳島、長崎、大分、佐賀」の19区。

 立憲の枝野幸男代表は記者団に「候補者1本化はスタートライン。それぞれの地域ごとにさまざまな事情があるが、それぞれが力を発揮し、大きな成果を挙げられるよう頑張ることでも一致した」とアピールした。

 内閣不信任案については「政治状況を判断したうえで、改めて状況によって各党党首の皆さんにご相談をさせていただく」と述べた。(編集担当:森高龍二)