政権交代実現の衆院選へ努力する、と枝野代表

2019年08月01日 07:12

 立憲民主党の枝野幸男代表は31日開いた衆参両院議員総会で「政権交代が実現できる衆院選挙にしていくため努力していく」と野党第1党党首として「政権交代選択選挙」にする決意を示した。

 枝野代表は「今回の参院選挙で有権者に頂いた負託にしっかりと、チームとして応えていけるよう頑張っていきたい」と述べ「次の選挙は政権選択選挙になる」とし「今回足らなかった部分を検証し、政権交代を実現できる衆院選挙にしていくために努力していく」と述べた。

 臨時国会は8月1日召集される。会期は5日間で、参院の正副議長や常任・特別の各委員会の委員長選任などが行われる。

 枝野代表は同日の記者会見で米国が呼びかけているホルムズ海峡を航行する船舶の安全確保に向けた有志連合への参加について「どういう呼びかけか。どういう立て付けで何をしようとしているのかが明確になっていない」としたうえで「戦争につながるような、仕掛けるような流れであれば到底参加できない。一方、準警察的な行動として実際に通行しているタンカーの安全に資することであり、集団的自衛権の行使に当たらない、あるいは国連などによるさまざまなコミットがあるということになるのか、ならないのか。国会開会を待つまでもなく政府には説明していただかないと議論のベースが成り立たない」と語った。(編集担当:森高龍二)