今年もまた、記録的な猛暑が続いている。総務省の調べでは2018年5月〜9月迄の間に、約10万人が熱中症で緊急搬送されている
今年もまた、記録的な猛暑が続いている。総務省の調べでは2018年5月〜9月迄の間に、約10万人が熱中症で緊急搬送されている。2017年以前と比べ、桁違いに増加傾向となっている。今年もまだ暑さは続くとみられているので、引き続き、より一層の熱中症対策が必要だ。
熱中症は体内の水分やミネラル不足が原因といわれている。そこで、水分補給にスポーツドリンクを愛飲しているという人も多いのではないだろうか。ところが、これが逆効果になる場合もある。スポーツドリンクをはじめ、糖質の多い清涼飲料水を飲み過ぎると、糖質の分解にビタミンB1を大量に消費し、疲労感を招きやすくしてしまうのだ。水分を補給するのは水が一番で、ミネラルは食事で摂取する方が良い。そこで今、熱中症対策のミネラル補給として注目を集めているのが「ハチミツ」だ。
ハチミツにはご存知の通り、ミネラルと栄養分が豊富に含まれており、疲労回復効果の高い食品だ。しかも、ハチミツに含まれる糖質は分解にビタミンB1をさほど消費する必要がない。その上、消化吸収が早く、胃腸の負担も少ない。
ハチミツは一般的に、そのまま食べるよりも、パンなど他の食品につけて食べたり、料理やドリンクなどに混ぜて摂取されることが多い。そのため、収穫する場所や季節によって味が変わるということは、あまり知られていない。
この夏、TBS系列の人気番組「マツコの知らない世界」でも取り上げられたので、ご存知の方も多いかもしれないが、ハチミツは、蜜蜂が花の蜜を収集し、巣に持ち帰ったものを収穫するので、収集した花の種類によって味が大きく異なる。好みの味を探してみるのもいいし、味に飽きたら、蜜源となった花の種類が違うものを選ぶと、マンネリを感じることもなく、楽しみながら摂取することが出来る。
また、様々なハチミツの味を積極的に楽しみたいという人や、好みの味を探したいという人にはピッタリの商品がある。それが、山田養蜂場が今年の7月に発売を開始した「はちみつテイスティングセット」だ。ラインナップは、全部で5種類。ふっくらとした口あたり、やさしく上品な香りと甘みの「れんげ蜂蜜（国産）」、黒褐色が特徴的で個性的な「そば蜂蜜（国産）」、やさしい香りが特徴でNo.1人気を誇る「アカシア蜂蜜（ルーマニア産）」、ハーブらしい香り高いフレーバーの「ローズマリー蜂蜜（スペイン産）」、独自製法でクリームのようになめらかでマイルドな味わいが人気の「クリームマヌカ蜂蜜（ニュージーランド産）」の厳選された国産はちみつ2種、海外はちみつ3種である。気軽に数多くのハチミツの味を試すには、もってこいの商品と言えるのではないだろうか。
「熱中症対策にはハチミツが良い」と言われれば、何だかノルマや義務を感じてしまうが、味や香りを変えて、バラエティ豊かにハチミツを摂取することで、楽しみながら熱中症対策を出来るようになるのではないだろうか。暑い夏、そして残暑を元気で乗り切るために、ハチミツに注目してみてはいかがだろうか。(編集担当：今井慎太郎)
