遠からず期待に応えられる政権作りたい 枝野氏

2019年09月01日 08:41

 立憲民主党の枝野幸男代表は30日の記者会見で、「大事な政策の柱をしっかり貫いて、遠からず期待に応えられる政権を作りたい」と自公政権に対峙できる政権政党への意欲を示した。

 枝野代表は「大きなご期待を10年前に(民主党時に)頂いた。そのご期待に応えられなかったことについての反省、それを糧に同じ過ちを繰り返さないため、私自身は下野以降7年弱やってきた。立憲民主党を立ち上げ、野党第1党として仕事をさせていただいているのでこの軸をしっかりと貫いて、遠からず期待に応えられる政権を」と語った。

 また、安倍政権下で拡大を続ける防衛費について「額の問題よりも、(陸上配備型迎撃ミサイルシステム)イージス・アショアや実質的な空母(いずも護衛艦の空母化)、最新鋭ステルス戦闘機(F35B)と、いずれも我が国の専守防衛という観点から考えたとき、効率性も、必要性も、甚だ疑問のあるもの」と指摘。

 枝野代表は「これに多額のお金を積んでいることは、秋の臨時国会、来年の通常国会での予算審議で集中的に指摘していかなければならない問題だ」とした。(編集担当:森高龍二)