丸山氏聴取動向に「上野・石崎も呼べ」丸山議員

2019年09月06日 06:27

 立憲など野党国対委員長連絡会議が4日開かれ、N国の丸山穂高衆院議員が「竹島を戦争で取り返すしかないんじゃないですか」などと戦争肯定のような趣旨をツイッター発信したことに「ツイッターなどでの言動は看過できない」とし、この案件を議運に早期に取り上げ、超党派で結論を得ていくよう早議運の理事会を早急に開くべきとの認識で一致。衆議院で丸山議員を聴取するよう申し入れる方針だ。

 丸山議員はツイッターで「もしお呼びがあれば、その議運で私を呼んで云々話してる前に国会が本当にやるべきことがあるのではと韓国への非難決議や真っ先にやるべき議論を逆提案します。また、同じタイミングで自民党の上野(宏史)石崎(轍)議員も呼んで様々聴取すべき。議運の内容を録音して全て公開するのもありなんではないでしょうか」と書き込んだ。

 自民党の上野衆院議員(比例南関東、総裁派閥・細川派)は外国人在留資格をめぐる口利き疑惑を週刊文春が報じて後、厚生労働政務官を先月28日辞任した。週刊文春は5日発売の号でも法務省に口利きして利得を得る計画を話していたとする続報を掲載。上野議員は「法令に反する口利きをした事実はない」と否定のコメントも、記者会見を開いての説明を4日現在していない。

 自民党の石崎衆院議員(比例北陸信越ブロック、無派閥)は元秘書に暴言や暴行を加えたとして元秘書から新潟県警に被害届が提出され、県警から任意の事情聴取を受けている。(編集担当:森高龍二)