国会のチェック機能を強化するため必要として立憲民主党の枝野幸男代表の呼びかけで始まった「共同会派」結成への動きは19日、立憲民主党、国民民主党、衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」(社保)の2党1会派の党首らの会談で、10月4日召集の臨時国会から衆参両院での共同会派を結成することで合意した。
合意を受けて、立憲民主党、国民民主党の代表・幹事長・参院代表者、社保の代表・幹事長、参院で会派をともにしている希望の会(社会民主党)の代表者が出席し、会派運営協議会が開かれた。
この日の会派運営協議会では、会派の位置づけとして「共同会派」の結成、「会派を共にする」との表現を使用する一方、「統一会派」は使用しない。
会派運営協議会は「3党1会派の代表と幹事長、参院代表で構成する。ただし社保と社民は2名として」構成する。
会派の名称は、衆院が「立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム」とする。参院は「立憲・国民、新緑風会・社民」とすることを決めた。(編集担当:森高龍二)