立憲民主党の福山哲郎幹事長は24日の記者会見で1週間後に迫った消費税10%への引き上げ実施に「消費税10%引き上げには反対。軽減税率も反対」と改めて反対の姿勢を示した。
福山幹事長は「国民生活や経済がどのような状況にあるのかを見なければいけない」と指摘したうえで「消費税の使い道、財源をどういう形で使うのか。与党は消費税を10%に上げた上に国民負担が上がるような状況を作ろうとしているのではないかと危惧している」と語った。
また「10月1日(消費税引き上げ実施)から起こる混乱や生活のしんどさ、格差や分断の問題についてチェックし、政府に対し質していく」と述べた。また「ポイント還元などについてもどの程度実効性が上がっているのかをチェックする。そのことをきちんと国会で問い質す」とした。
このほか、自民党埼玉県連が参院埼玉選挙区補欠選挙に独自候補の擁立を見送ることの受け止めを聞かれ「なぜ不戦敗を選択されるのか理由が分からない」と述べた。そのうえで上田清司前埼玉県知事が立候補表明していることには「勝ってほしい候補者」と述べた。(編集担当:森高龍二)