招待者名簿、消去の電子データ復元を 枝野代表

2019年11月24日 09:28

 桜を見る会をめぐる安倍晋三総理の参院本会議での答弁が当初答弁とは異なる答弁であることを報じるマスコミの表現について「(首相が)『答弁を修正』という報道が出てびっくりしている。答弁を修正したのではなく『過去、虚偽答弁をした』という報道にならないとおかしい」と正確に伝えるべきだと求めた。

 枝野代表は桜を見る会の招待者名簿について「紙は捨てたかもしれませんし、コンピューター上で消去の動作はしたかもしれませんが、間違いなくコンピューターの中に残っているはず(業者を入れてそこまで消さない限りは存在するはず)」とし「復元しろと言いたい」と復元可能なはずだから復元して提示するように求めた。

 桜を見る会の招待者名簿をめぐっては日本共産党の宮本徹衆院議員から資料要求された日にシュレッダーにかけ名簿を廃棄、電子データも前後に消去していたことが明らかになっているが、シュレッダーにかけた理由に「大型連休前に廃棄しようとしていたがシュレッダーが開いていなかったので連休後になった」と後付けとしか解されないような不可解な説明を官僚がしている。

 日本共産党の志位和夫委員長は「首相のウソにあわせて、まわりがみんなウソをいう」とツイッターで問題視。そのうえで「森友・加計疑惑でも繰り返されたが、今度こそ『年貢の納め時』にしなくてはなりません!!」と追求していく姿勢を発信している。(編集担当:森高龍二)