20~22年度の地方公務員中途採用5567人

2020年06月28日 08:19

 就職氷河期世代を支援するための地方公務員中途採用計画で、総務省が6月1日現在でまとめた数値を26日、発表した。それによると、氷河期世代を含む中途採用予定者数は2020年度~22年度の3年間で延べ869団体、5567人にのぼることが分かった。このうち、就職氷河期に限定した採用予定は延べ188団体、689人だった。

 総務省によると、就職氷河期を含む中途採用予定は、2020年度は466団体で2826人、21年度は246団体で1880人、22年度は157団体で861人。検討中と答えた団体が20年度で421団体、21年度で1197団体、22年度で1346団体あった。

 職種では5567人の採用予定のうち、事務職が2871人と全体の52%、次いで資格職が939人(全体の17%)、土木職516人(9%)、土木職以外の技術職509人(9%)、福祉職468人(8%)などになっていた。

 高市早苗総務大臣は26日の記者会見で「大変意欲的に取り組んでいただいた首長のみなさんにお礼申し上げます」と述べた。(編集担当:森高龍二)