マジェスティ YP250、2012年モデル発売

2011年12月07日 11:00

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ヤマハ発動機が、上質なスポーツセダンとして高い支持を得ている「マジェスティ YP250」の外観変更など、仕様変更を施した新モデルを2月28日より発売する。

 ヤマハ発動機が、上質なスポーツセダンとして高い支持を得ている「マジェスティ YP250」の外観変更など、仕様変更を施した新モデルを2月28日より発売する。

 1995年のマジェスティ250発売開始以来、日本のビッグスクーター界をけん引し続けてきたマジェスティ。2005年のAT限定自動二輪車免許創設や高速道路での2人乗り解禁などの後押しを受け、2007年に現行モデルとなる新型マジェスティ「マジェスティ YP250」を発表、イヤーモデルとして、毎年カラーリングの追加・変更を行ってきた。

 しかし2012年モデルは、例年同様のカラーリング変更だけでなく、仕様変更も実施。「重厚感漂う精悍な新デザインのフロントカウル」「スーパースポーツYZF-R1」と同構造のプロジェクターヘッドライト(ポジションライト追加)」「ライダーの体格、好みに応じて調節可能な5段階のアジャスト機能付き左右ブレーキレバー」「新デザインメーターパネル」などを新たに採用している。カラーリングは、新色「ダークグレイッシュプルーメタリックE」と「ブルーイッシュホワイトカクテル」を設定し、上質感に磨きがかかった新モデルとなっている。

 なお、メーカー希望小売価格は702,450円で、様々な仕様変更にも関わらず価格据え置きというから、購入を検討している人にとっては朗報である。また、新色の2色に加え、定番色として好評のブラックメタリックXも継続して販売される。年間国内販売台数はシリーズ合計で2,500台を計画しているという。

 利便性だけでなく快適性やファッション性に優れたビッグスクーターは、従来のバイクの概念・イメージを大きく変えている。そのイメージの変遷をけん引してきたのもマジェスティと言えるだろう。今回のモデルチェンジは、その利点をより強化したもの。二輪界でのビッグスクーターのシェアを、より強固に伸ばしていくモデルとなるのかもしれない。